タナカ文庫その6

 

サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 (edu book)

サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 (edu book)

 

 

 「世界の終わりみたいな暗さ」ってどんな暗さでしょうか?笑

 『サッカーで子供をぐんぐん伸ばす11の魔法』によると、スペインでは、試合後、負けたチームの親子は、カフェテリアで楽しそうにおしゃべりしているそうです。一方、日本では、試合に負けたチームの親子には「世界の終わりみたいな暗さ」が漂っているそうです。

 その原因は、大人が子供以上に勝敗に動揺しているからだと、著者は言います。僕としては、大人が勝敗にこだわることがダメだとは思いません。勝敗に動揺してもいいと思います。ただ、試合に負けたことで子供も大人も「世界の終わりみたいな暗さ」を漂わせちゃいけないですよね。僕としても気を付けたいと思います。

 実はこの本、2008年から売られています。僕が勝ったのは第15刷でサッカー関連の本としてはなかなか売れている本です。なぜ売れているのか。おそらく、これを読むと感動するからだと思います。子ども目線の主張がいくつも書かれていて、ハッとさせられることだらけでした。感動したい方にお勧めです。

 子ども目線でいうと”サカイク”というサイトで紹介されているスイスサッカー協会が示す二つのメッセージ(http://www.sakaiku.jp/column/mental/2013/004237.html)もお勧めです。