タナカ文庫その4

日本はバルサを超えられるか ---真のサッカー大国に向けて「育成」が果たすべき役割とは

日本はバルサを超えられるか ---真のサッカー大国に向けて「育成」が果たすべき役割とは

 先日、この本を買ってしまいました。タイトルは『日本はバルサを超えられるか』、著者の一人である村松尚登さんは昨年までFCバルセロナスクール福岡校のコーチをしていて、現在水戸ホーリーホックの下部組織のコーチをされているそうです。この本では福岡大学の乾眞寛監督や元広島観音高校の畑喜美夫先生などユニークな指導者が紹介されています。そのなかでも、個人的に一番面白かったのはジェファFCの李済華(リ・ジェファ)代表の言葉です。

「絶対に過保護はダメ。そして、余分なこと、ものは与えない。そこで失敗したら、それは自分の責任として責任をとらせる。そういうトレーニングを3年間することによって、強い男が生まれる」(『日本はバルサを超えられるか』P127)

 この言葉は保護者に向けて語ったものなんですけど、僕にも当てはまるように思います。試合前になると「すねあては?」「ビブスは?」「水筒もってきた?」。いろいろ子供たちに聞いてます(笑

 過保護がダメなのかどうかはわかりません。でも、この本のなかの李代表はカッコよかったです(ちなみに李代表は文武両道で有名な国学院久我山高校の監督でもあります)。

 *あと、写真を撮ってそれをブログに載せるのは著作権的に違法だったみたいです。捕まるところでした。